夫婦財産契約

夫婦財産契約とは

結婚前に、共同生活の費用負担、婚姻中に取得した財産の帰属、財産の管理・運営などのルールを契約として締結することです。

相続財産が多い方や資産家の再婚などの場合に夫婦財産契約を結ぶことが多いのですが、最近では夫婦財産契約制度がある国の方との婚姻の際に、夫婦財産契約を結ぶ例が多く見られます。

  • 契約締結
    婚姻前に契約を締結しなければなりません。婚姻届出後に変更することは可能ですが、変更にはかなり厳格な規定があります。「変更はできない」と考えて契約内容を決めることをお勧めします。
  • 登記
    第三者に対抗するには、婚姻の届出までに登記をしなければなりません。
  • 渉外婚姻の場合
    外国法を準拠法として夫婦財産契約をした場合、日本への報告的婚姻後でも有効です。