
先日、高校時代の友人たちとの食事会に行くため、最寄り駅でバスを降りました。
そしたら、「すみません!すみません!」と大きな声が聞こえました。何事かと見てみると、私の5メートルほど先にその声の方がいました。
大勢の人たちも歩いているし、そのまま私は駅に向かったのですが、また、大きな声で「すみません!すみません!」と声を発せられたので、近寄って「なにかお困りですか?」と尋ねました。
その方は白杖を持っていらしたのです。
「駅はどちらに行けばいいですか?」とのことでした。
私も手術の後遺症で歩行が困難なところがあり、キャリーを押して歩いているので、少し不安でしたが、肩に手をかけてもらい駅の階段の下までお連れしました。
「ここから階段です。上って右に進むと改札口ですよ。」とお伝えしました。
その方はそのまま礼を述べて、上って行かれ改札に向かわれました。
私はといえばエレベーターを使って改札口に向かいました。
とっさに、この方が頭に入れている駅又は改札口への歩き方を変えない方が混乱されなくて良いのでないかと思って階段の方にご案内してしまいました。
未だに「エレベーターに案内すれば良かった。私だけ“楽”をした。」という思いと、「いやいやあれで良かった。」という思いが半々です。
私自身もまだ歩行に不安がある中でのことでしたが、こうして日常生活の中で補助を求められた時、とっさのことであったとしても的確に、適切にサポートできるように改めて学びなおしたいと思います。
普段は行政書士として、専門家として相談者様、依頼人の皆様のお手伝いをしておりましても、専門外のことでとっさの判断ではこのように悔しい思いをしております。
普段の仕事でやっていることがプライベートではできないようではまだまだですから、また次に同じように補助を求める声を耳にした時には、進んで対応できるように準備しておこうと思いました。
私の専門分野、特に遺言、相続でのご相談をいただく際には様々なご事情を多く伺っております。
そのひとつひとつにもっとより深い理解をしていくためにも、日々の中で、もっと多くの方と関り、もっと多くのことを得て、専門外の分野でも適切な対応、判断ができることを増やして参りたいと思います。
所員PN:チーバ
※2025年10月15日に執筆したものを2026年1月13日に投稿し公開しました。