夏から始めた勉強会も、11月13日金曜日に第6回目を実施する。
参加予定者は、5名。次は「遺品整理業」をされている若いI氏がメインで発表してくれる。
また、所属行政書士の安部も、先日参加した「終活セミナー」で学んだことを発表する。
どちらも、最近世間の関心が高い。というのは、私がネット情報で見たところ、
コロナ感染拡大防止の影響で、ステイホームが増えて、じっくりと人生を考える時間が増えたことから
前から手を付けたかったことに着手し始めたこと。
実際に、遺品整理をこの際行っておこうという実情が増えていること。
らしい。
この勉強会では毎回、職業の異なる方が、抱えている問題や関心事を
発言してもらっている。
今度も活発な意見が出るのではないかと楽しみにしている。
(記載者 行政書士 安部一之)
参加者の石見さん(遺品整理業)の話しが印象的だった。というかちょっと酷かな・と。
とある山間部(九州ではないですが)の都市の集合住宅で、高齢の女性がなくなった。縁戚の方はなんども電話をかけても出てくれないので、結局警察署の取り扱いとなったが、集合住宅の5階で、玄関が開かない(鍵がかかっていたらではなく、積みあがられたゴミが壁になっており、人が全く入られない)。
結局、隣家からベランダ伝いにレスキュー隊が入室すると、死後数か月が過ぎたらしい女性のご遺体。
そこからが想像を絶するほどの大変さ。。。結局、7日間もかかったという。
実際、I氏から、その遺品整理の際の片付け状況の写真を見せてもらったうえで、説明を受けたが、なんとも過酷な作業でした。
経緯 1 縁戚の方が、ご本人に何度電話しても出ないのでと、地元の警察と消防に届けた。
2 消防の方が、集合住宅5階の玄関戸を開けると、玄関内がすでにゴミの山で、玄関の奥が全く見えない。
(この時点で、死臭がしたらしく、モードが切り替わる)
3 レスキュー隊は、5階のベランダから中に入ろうと、隣家のご理解を得てそのベランダに到着する。
4 ここもガラス戸の向こうはゴミの山でなにもいえず、ガラスを割ってさらに奥に入ると。
5 屋内の天井まで積み上げられたその上に、腐敗したご遺体があった。
こんな状況だから、その後の遺品整理の過酷さは想像を絶する。
2トントラック7台分。かつ、数千個のレジ袋を一つ一つ開けて中を確認。
不燃物か生ごみは燃えるゴミか、あるいは金銭等の貴重品か分類。
この間、まるまると太ったゴキブリが出現して、消毒。